【有名メーカー厳選】本当に信用できるモバイルモニターのおすすめメーカー

モバイルモニター選びは「どのメーカーにするか？」でほぼ良し悪しが決まります。Amazonで検索すると様々なメーカーのモバイルモニターが出てきますが、とりあえず安いヤツにしておこう、なんて適当な選び方はNG。

安さをウリにしたメーカーのモニターは保証が不十分であることが多く、万が一映らなくなると泣き寝入りです。

この記事を読めば、モバイルモニターの失敗しないメーカー選びや、自分に合ったモバイルモニターの見つけ方がわかります。モニター選びで失敗した経験も含めて解説しているので、安心して使えるモバイルモニターを探している人はぜひ参考にしてみてください。

モバイルモニターのおすすめメーカー

IODATA(アイ・オー・データ)

IODATA(アイ・オー・データ)は、石川県に本社を置く日本のメーカーです。知らない人もいるかもしれませんが、1976年に創業され、パソコンが出回り始めた当初からPC周辺機器メーカーとしての地位を確立してきました。

IODATA(アイ・オー・データ)のモバイルモニターの特徴は、日本メーカーとしてのクオリティを保ちつつも安いことです。小型タイプなら定価でも2万円を切るため、予算を抑えて高い品質のモバイルモニターを手に入れることができます。

アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマは宮城に本社を構える生活用品メーカー。近年はCMも流れていることが多いので、名前を知っている人も多いでしょう。

ペット用品から家電まで“何でも”取り扱うイメージのあるアイリスオーヤマですが、モバイルモニターも例外ではありません。アイリスオーヤマのモバイルモニターは決してハイスペックではないものの、アイリスオーヤマの強みである安さはもちろん、使いやすい機能を備えた商品です。

ASUS

台湾に本社を置くASUS。近年は薄型のノートパソコンに力を注いでおり、その技術がモバイルモニターにも活かされています。

主力製品であるZenScreen MB166CR-JはIPS液晶を備えており、真正面から見なくても映像がゆがみにくいのがメリット。モバイルモニターは持ち運びの関係で毎回同じ角度から見ることは少ないので、IPS液晶なのは大きな強みです。

Lenovo

LenovoはLenovoはパソコン販売台数世界1になったこともある中国の有名メーカーです。2011年にNEC、2017年に富士通を傘下に置いており、日本の技術もパソコン製造に活かされています。モバイルモニターも製造・販売していて、少し値段が高めなものの多機能なハイスペックモデルが人気です。

Lenovoのモバイルモニターの特徴としては、スタンドの部分が特殊な形状をしていることが挙げられます。スタンドにUSBなどの端子が集中しているので、本体部分が非常にコンパクトで軽いです。

VAIO

もともとはソニーのPCブランドのひとつでしたが、2014年にVAIO株式会社として独立。ソニー時代の伝統を受け継ぎながら、高品質なPC、または周辺機器を生産しています。

モバイルモニターもVAIOが力を入れている商品のひとつで、最大の強みはその軽さ。14インチのモニターで325gと他の商品と比較しても半分以下の重量です。

カバンに入れても負担になりにくいため、ビジネスマンの強い味方となっています。

モバイルモニターは有名メーカーの商品を買うべき理由

これまで多くのモニターを購入しましたが、モニターには意外と不具合が多く、故障をして取り返しのつかない経験をしたこともあります。なので、信頼性の高い有名メーカーの製品を買うのがまず大前提です。

万が一不具合があったとしても、ちゃんとしたメーカーなら3年程度の保証が付いているので、映らないなどの重大なリスクのことを心配する必要はありません。

結局質が高い方が長く使え、コスパ的にも優れています。

逆に、Amazonによくある謎メーカーのモバイルモニターはおすすめしません。低品質であろうことはもちろん、保証が付いてくるか不明ですし、商品紹介ですら日本語が怪しいため、サポートを受けようとしてもまともに会話できるとは思えないからです。

聞いたことのないメーカーのモバイルモニターをサクラチェッカーにかけてみると、ほぼ100％引っかかることも気になる点です。

サクラチェッカーに引っかかったからといって100％危険だというわけではありませんが、その商品に不釣り合いな高評価レビューがあるのは事実。

どのメーカーが危ない、とつるし上げることはしませんが、モバイルモニターの相場的に10,000円前後の激安商品には注意しておくべき。(相場は20,000円～です)安い商品にはそれなりの理由があるので、安物買いの銭失いには気を付けましょう。

買って少ししたら急に映らなくなり、保証も無いので完全にゴミになった中古モニター。しかもモニターは『資源有効利用促進法(改正リサイクル法)』の対象なので、処分にお金がかかる場合もあります。

モニター選びには最新の注意を払って、失敗しないように心がけてくださいね。

【コスパとスペック】モバイルモニターの選び方

モバイルモニターを選ぶなら、まずはコスパを重視するのか、スペックを重視するのかを考えてみましょう。メーカーごとにそれぞれ価格帯が異なるので、コスパとスペック、それぞれのおすすめメーカーをまとめてみました。

コスパを重視する人におすすめのメーカー

▪IODATA(アイ・オー・データ)
▪アイリスオーヤマ
▪ASUS

スペックを重視する人におすすめのメーカー

▪Lenovo
▪VAIO

コスパを重視するなら、IODATA、アイリスオーヤマ、ASUSのいずれかがおすすめです。いずれも価格帯が20,000円～なので、予算を抑えて購入するならピッタリ。

また、モバイルモニターのスペックとは、主に

などが挙げられます。モバイルモニターの長所である携帯性を考えると、画面の質と本体の軽さをいかに両立させているかに注目して選ぶと良いでしょう。

今回紹介した中ではVAIOのモバイルモニターが最軽量で、14インチモデルが325gと別格の軽さ。価格帯は少々高めですが、持ち運びを重視するなら軽さのメリットは大きいです。

画面サイズは15インチが目安

モバイルモニター選びで悩みがちなのが、大きさです。○○インチ、と書かれていてもイメージしづらいと感じる人は、とりあえず15インチを目安にしてみると良いでしょう。

また15インチを大きさの平均として、13～14インチの小型モバイルモニターと、16インチ以上の大型モバイルモニターに分けることができます。それぞれ特徴やおすすめできる用途が異なるので、チェックしておきましょう。

13～14インチの小型モバイルモニター

▪持ち運びを重視する人におすすめ(とくに外に持ち出す予定の場合)。
▪軽くて小さいので持ち運びしやすい。
▪14インチはA4サイズと同じくらいの大きさ。
▪視認性は劣るので細かい作業には向いていない。

16インチ以上の大型モバイルモニター

▪持ち運びするとしても家の中ぐらいの人。
▪動画鑑賞やゲームプレイ向き。
▪編集や制作作業にもおすすめ。
▪ノートパソコンの画面だと小さく感じる人。

接続端子には気を付けよう

購入前に、モバイルモニターが繋ぎたい機器の端子に対応しているかをチェックしておきましょう。ある意味では一番気にしておきたいポイントで、対応していないとそもそも使えない可能性もあります。

まずは、接続したい機器がUSB Type-Cでの出力に対応しているかをチェック。例えばパソコンの画面からUSB Type-Cを使用して映像を出力するには、パソコン・接続機器・ケーブルすべてが、映像の出力、または入力に対応している必要があります。

USB Type-Cに対応していない場合はHDMIで出力することになりますが、HDMI出力に対応しているモバイルモニターが少ない点には注意しましょう。今回紹介した中だと、IODATA(アイ・オー・データ)のモバイルモニターはHDMI出力に対応しています。

モバイルモニター おすすめメーカーのまとめ

モバイルモニターのメーカーはAmazonによくある謎のメーカーではなく、有名どころがおすすめです。中でも価格や性能面のバランスが良く、保証も充実していると感じるのは以下。

これらのメーカーはAmazonでも取り扱いがあるので、ぜひ比較して検討してみてください。

また、実際に選ぶ際には接続端子に注意してみるのがいいでしょう。モバイルモニターの主流はUSB Type-Cですが、少し古めのノートパソコンなどは対応していない場合もあります。

USB Type-Cで出力できるのか不安なら、HDMI出力にも対応しているモバイルモニターがおすすめです。