PR
10万ぐらいでそれなりにゲームをプレイできるパソコンってないかな。
中古ゲーミングPCって壊れない?実際どれくらいの期間使えるもの?
「どうしても予算が決まっていて、予算の中で最高のスペックのパソコンが買いたい」という場合、中古ゲーミングPCなら新品よりも良いスペックのPCを手に入れやすいです。
しかし、何の知識もなく中古で買うのはかなり難しいことだと言えます。
公園に出かけず家で作業するとき(兼趣味)のパソコンとして、ゲーミングパソコンを中古で買ってみました。
今回はその経験を活かし、購入者側として感想や意見を書いていきたいと思います。
この記事では、中古のゲーミングPCは実際コスパが良いのか、性能の良い中古ゲーミングPCを見つけるための知識などを解説していきます。
この記事はどちらかというと初心者向けです。
初めてゲーミングPCを買うという方でも、コスパの良い中古ゲーミングPCを選ぶことができるように意識して書いてみました。
ゲーミングPCに限らず、これまで数台の中古パソコンを購入した経験を活かしているので、ぜひご覧ください。
保証付きで安心な中古PC
管理人が購入した中古ゲーミングPC
購入から1年半程度経過し、今もメインで使っている中古ゲーミングパソコンです。
- CPU:AMD Ryzen 7 5800X
- GPU:AMD Radeon RX 6700 XT
- メモリ:16GB 3200 MHz DDR4 Memory
という感じのスペック。
買った当初はミドルクラスぐらいの性能です。
実は1台目はドスパラで新品のBTOパソコン(GeForce GTX 1660 SUPERを搭載)をオーダーしたのですが、値段を気にして少しパーツをケチってしまい、イマイチスペックが足りませんでした。
APEXをプレイしているとき、戦闘中に100FPS前後しか出なかったのは少しショックでした…。
ドスパラが悪いのではなく、私の知識不足が原因です。
2年程度ドスパラのゲーミングPCを使い、ちょうどいいタイミングでゲーミングPCを欲しがっていた弟に1台目を譲り、上記の中古ゲーミングPCを購入。
中古を選んだ理由としては、
- 1台目よりも高いスペックでありながら、それほど変わらない値段で売られていたから。
- 初めから完成品で売られているので、パーツ選びで失敗することがないと思ったから。
などの理由がありました。
実際中古で満足してる?
人生2台目のゲーミングパソコンを中古で購入してみましたが、満足しています。
もう1年以上の付き合いになりますが、調子が悪くなったことはありませんし、ゲームでも十分なスペックを発揮。
中古でもまだまだ十分新しいタイトルを動かすことができます。
こういった経験も合わせて、「中古ゲーミングPCは思っているほど怖くない」ことを伝えていけたらと考えています。
ゲーミングPCの中古相場について
ほぼ同じスペックのゲーミングPCを新品と中古で比べると、だいたい中古が30%オフ程度の価格であることが多いです。
例えば、エントリークラスのグラボである“GeForce GTX 1660 SUPER”を搭載しているPCを新品と中古で比べると、以下のようになります。
PCWRAP(HP OMEN BY HP 25L DESKTOP) | ドスパラ(GALLERIA RM5C-G60S) | |
CPU [ベンチマークスコア] | Core i7-10700F[18089] | Core i5-13400F[25979] |
グラフィックス [ベンチマークスコア] | GeForce GTX 1660 SUPER 6GB[12769] | GeForce GTX 1660 SUPER 6GB[12769] |
メモリ | 16GB | 16GB |
ストレージ | SSD 256GB HDD 2TB | 500GB SSD |
価格 | \95,700 | \132,980 |
同じグラボを積んでいる2台ですが、中古の価格が\95,700、新品の価格が\132,980となっており、だいたい30%オフぐらいです。
CPUのスコアに差がありますが、GTX 1660 SUPERでゲームをする程度なら性能の違いはそれほど感じられないでしょう。
「30%オフ」の計算に当てはまらない場合も、もちろんあります。
しかし大体の相場感覚をつかめていれば、ぼったくりPCを買わされることも少なくなるはず。
あとは、「中古の安さ」と「経年劣化しているリスク」のバランスが自分の中で納得できるかどうかです。
あまり無責任なことは書けませんが、何台も中古PCを購入している私からは、「中古だからといってすぐに壊れることはほぼないけど、それでも新品よりはリスクがある」と言っておきます。
中古ゲーミングPCがおすすめな人
- 予算内で、できるだけ高いスペックのゲーミングPCが買いたい人。
- PCの故障にある程度対処できる人。
- PCの知識が今なくても、これから勉強したいと考えている人。
例えば「15万円以内でゲーミングPCを買いたい」と考えている場合、最も高いスペックのPCを買えるのは中古です。
15万では新品だとエントリークラスのPCしか買えませんが、中古ならミドルクラスぐらいまで手が届くようになります。
限られた予算内でできるだけいいPCが欲しい…という考えの人は、中古をおすすめできます。
そして、PCが不調になった時に備えて、ある程度パソコン修理の知識があった方が良いでしょう。
買ってすぐ不調になることはほとんどないので(あっても返品すればOK)、今はよくわからないという人でも少し勉強しておけばいつか来るトラブルに対応できます。
中古ゲーミングPCはネットの専門店で買うのがおすすめ
中古パソコンを買うなら、コスパや保証の面で優れているネットの専門店で買うのがおすすめです。
上で紹介したPCもネットで購入しました。
中古パソコンは他にも、
- 家電量販店
- フリマアプリ
- リサイクルショップ
などの購入先がありますが、コスパや保証面が不安。
関連記事>>【最もお得なのはどこ?】中古パソコンはどこで買うのがオススメ?
フリマアプリなど誰が出品したか特定できない場所で買うなら、ウイルス感染などのリスクも気にしなければなりません。
その点、中古パソコン専門店なら、ある程度コスパの高いパソコンが買え、店舗独自の保証がついてくるので故障した場合のリスクも最小限で済ませることができます。
ネットの中古パソコン専門店はなぜ安い?
ネットの中古パソコン専門店の価格が安いのは、店頭販売で売る場合とオンラインショップでは、競争率がケタ違いであることが理由です。
店舗での販売なら周辺地域のお店よりコスパが良ければ買ってくれますが、オンラインだと日本中のショップと価格競争しなければなりません。
より安く、コンディションの良いパソコンを売り続けなければ生き残れないということです。
コスパの良い中古ゲーミングPCを購入できるショップの特徴
- 保証が手厚い。
- 中古ゲーミングPCの取り扱い数が多い。
- サポート体制が充実している。
コスパの良い中古ゲーミングPCを手に入れるには、保証の手厚いショップで買うことが大前提です。
保証ってどんなサービス?
PCなどについている「保証」とは、基本的に修理保証のことをいいます。
何か不調があった際に購入したショップに送ることで、保証期間内なら無料、もしくは割引料金で修理してもらうことができます。
新品のPCに比べると中古にはやはりリスクがあるので、修理保証のしっかりしたショップで買うようにしましょう。
保証に加えて、初期不良があった場合に返品ができる店舗ならリスクを大幅に軽くすることができます。
あとは、ショップ内で中古ゲーミングPCの取扱数が多いことも大事です。
選択肢が多いということは、それだけコスパの良い掘り出し物に出会える可能性が高まります。
中古パソコンの専門店は数がありますが、最新のゲームをプレイできるような質の高いゲーミングパソコンを取り扱っている店舗はそこまで多いわけではありません。
すぐ下の項では、
- 保証が手厚い
- コスパの良いゲーミングPCを取り扱っている
ショップをまとめているので、参考にしてもらえればと思います。
中古ゲーミングPCを取り扱っているおすすめショップ
上で説明したように保証の手厚さやゲーミングPCの取扱数などを重視して、おすすめできるショップを紹介していきます。
パソコン市場
パソコン市場は、マイクロソフトが定めた品質基準をクリアしている再生PCを扱うショップ。
マイクロソフトの認可を受けて営業しているので、品質には一定以上の信頼があります。
また、中古ショップでは珍しくゲーミングPCの品ぞろえが豊富で、比較的ハイスペックな機種も多数。
時期にもよるかもしれませんが、100台程度ゲーミングPCの在庫がある印象です。
初期設定や基本的なソフトウェアのインストールを済ませてから出荷されているので、届いたらすぐ使える点も嬉しいです。
無料保証180日、オプションで最大3年保証と新品PC並みに保証期間が長いですが、保証修理には自己負担金も一部含まれる点に注意。
オプションなしでも保証期間は十分長いので、延長しなくてもいいと思います。
反面、PCを購入した際にワープロ・ハガキ作成ソフトなどのゲーミングPCには必要のないソフトも一緒にインストールされているのはマイナス。
あれば確かに便利かもしれませんが、ゲーミングPCの使い方を考えると不要なので少し邪魔に感じてしまうかもしれません。
値下げ商品多数!取り扱い商品が豊富なPCショップ
PC WRAP
PC WRAPはPCの中古品を扱って20年以上の老舗中古PCショップです。
初心者用の解説ページなども用意されており、購入者に寄り添った優良なショップのひとつ。
ゲーミングPCの取扱数はバラつきがあり、20台前後ある場合もあれば、3~4台しかないときもあります。
スペックや状態に対して値段が高すぎるということもなく、コスパの良いものを取り揃えてある印象です。
特にセールは狙い目で、同スペックの新品からすると半額程度の価格で高性能なゲーミングPCを手に入れられることも。
送料は無料、14時までの注文なら当日発送とサービスも良く、保証は無料で3年保証と今回紹介している中では最長の保証期間です。
ただ、保証期間1年目とそれ以降では返金に関するサービス内容に違いがあるので注意しましょう。
格安&キレイな中古PC
GP‐ZERO
GP-ZEROは比べるとまだ年月は浅いものの、高い評価を得ているショップです。
もともとは中古ゲーミングPCの専門店だったので、ラインナップはゲーミングPCに特化しています。
大きな特徴は豊富な在庫と高いコストパフォーマンス。
人気ショップで高く売り切れも多々ある印象ですが、商品をリクエストすれば、在庫に無い商品でも取り寄せてくれる可能性があります。
紹介しているショップの中でもとくにコストパフォーマンスが高く、値引き商品を狙っていればいつかは掘り出し物に出会うことができるでしょう。
ガレリアなどのハイスぺ機種が狙い目です。
年始にはPCが入っている福袋など面白いセールもいろいろ開催されているので、ちょくちょく覗いておきたいですね。
ただ、唯一の不安点が30日間という保証の短さです。
その代わり、返品交換の対応期間が長く、GP‐ZEROでは保証期間内(30日以内)ならOKとなっています。
GP‐ZEROを利用する際は、商品が届いたら保証期間内にすみずみまでチェックするように心がけておくと良いでしょう。
保証が短いと言っても、保証期間終了後でも修理が必要な場合はメーカー修理の半額で請け負ってくれるので、保証の短さだけで切り捨てるのはもったいないショップです。
ハイスぺ機種多数の中古ゲーミングPC専門店
【スペックやパーツ】中古ゲーミングPCの選び方
中古ゲーミングPCを買う際に「これだけは見ておくべき」パーツやスペックを解説していきます。
ゲーミングPCを選ぶときに見ておくべき点
- CPUはi5の第8世代以上が目安。
- GPU(グラフィックボード)はGTX 1660 SUPER以上がおすすめ。
- メモリは16GB以上。
- OSはWindows10以上。
CPUはi5の第8世代以上が目安
Intel製CPUの場合、ゲーミング性能を考えるとi5の第8世代以上が最低でも欲しいスペックになります。
CPUはパソコンの頭脳ともいうべきパーツ。
ゲーミングPCを選ぶときはグラフィックボード(GPU)が重視されがちですが、CPUも重要です。
CPU性能があまりに低いとGPUについていけず、fpsの低下やラグが起こってしまいます。
とくにオープンワールドやFPS、MMOなどはCPU性能が要求されることが多いので、これらのゲームをプレイしたいと考えている場合はCPUもしっかり見ておきましょう。
CPUとして代表的なIntel製CPUの型番の見方は以下のとおり。
①…シリーズを表す。「i9>i7>i5>i3」の順番に性能が高くなる。
②…世代を表す。上のモデルだと、“第13世代”ということになる。
③…世代と合わせて、数字が大きいほど新しく、高性能。
④…末尾のアルファベットによって特徴が変わる。詳細は以下。末尾は無い場合もある。
i5の第8世代以上が必要だと考えると、型番的には“Core i5 8XXX”以上の数字であればOKということになります。(例:Core i5-8700K)
【さらに詳しく知りたい人向け】CPUの型番について
CPUをつくっているのはおもにIntelとAMDの2社。
それぞれの会社が製造しているCPUの型番について解説していきます。
- ①シリーズ
- シリーズを表す。
基本的に「i9>i7>i5>i3」の順番に性能が高くなる。 - ➁世代
- 数字が大きいほど最新世代。
上のモデルだと、“第13世代”ということになる。 - ➂モデル番号
- 世代と合わせて、数字が大きいほど新しく、高性能。
- ④末尾
- 末尾のアルファベットによってCPUの特徴が変わる。
代表的なものは以下。末尾はない場合もある。
B…ノートパソコン向けモデル。
C…倍率ロックフリーでオーバークロックが可能。第五世代CPUのみにつけられているアルファベット。
E…組み込み機器向けのモデル。
F…内蔵グラフィックが無効。グラフィックボード前提モデル。
G…AMD製GPUと統合されてあるCPU。
H…ノートパソコン向けのハイパフォーマンスモデル。
HK…ノート向けハイパフォーマンスモデル。かつ倍率ロックフリー。
HQ…ノート向けハイパフォーマンスに加えてクアッドコア。ハイエンドPCに搭載されている。
K…倍率ロックフリー。オーバークロックが可能な通常版より1つ上のグレード。
KF…KとFを統合。グラフィック非搭載かつオーバークロック可能。
KS…Kよりさらに上の最上位グレード。
S…省電力版。省電力になる変わりに周波数が下がっている。
T…Sよりもさらに省電力版。周波数もさらにダウン。
TE…組み込み機器向けのモデル。
U…ノートパソコン向け。消費電力がかなり低い省エネモデル。
X…倍率ロックフリーでオーバークロックが可能な最上位モデル。
Y…Surfaceなどに搭載されている省エネCPU。
- ①シリーズ
- シリーズを表す。
数字が大きいほど高性能。 - ➁モデル番号
- 数字が大きいほど新しく、高性能。
Intel製CPUとは異なり、先頭の数字(上の場合は“7”)は世代を表すとは限らない。 - ➂末尾
- 末尾のアルファベットによって特徴が変わる。
詳細は以下。末尾は無い場合もある。
E…低消費電力。
G…GPUが内臓されたモデル。グラフィックボードなしで映像出力可能。
GE…GとEの特徴を兼ね備えたCPU。
H…ノート向けハイスペックモデル。
U…ノートパソコン向け。
X…性能重視のモデル。ゲーミングパソコンによく搭載されている。
XT…Xと同じく性能が重視されたCPU。
PRO…ビジネス用途向けに開発されたもの。
グラフィックボードはGTX 1660 SUPER以上がおすすめ
グラフィックボードはGTX 1660 SUPER以上の性能が欲しいところ。
グラフィックボード(グラボ)とは、ゲームデータを映像化して画面に映す役割を持つパーツ。
ゲーミングPCを買うなら、一番見ておきたいパーツです。
グラフィックボードの性能が良いと、高画質・高いフレームレートでゲームを動かせるので、快適にゲームができるようになります。
ただ、グラフィックボードの性能は型番だけで判断する必要があります。
いろいろあって難しいですが、グラフィックボードの性能は型番の数字が大きいほうが新しくて高性能、と覚えておくようにしてください。
例えばですが、
“GTX 1650”よりも“GTX 1660”の方が高性能、“RTX 2080”などはさらに高性能
といった具合。
詳しく見ると違う場合もありますが、最初はその考え方で十分です。
とりあえず、全ての型番を覚えなくてもいいので、コスパの良いグラボをいくつか覚えておきましょう。
とくに、中古でコスパの高いグラフィックボードを以下にまとめてみました。
【狙い目】中古でコスパの高いグラフィックボード
下に行くほど性能が高くなります。
- Geforce GTX 1660 SUPER
- Geforce RTX 2060
- Radeon RX 6600 XT
- Geforce RTX 2060 SUPER
- Geforce RTX 2070
- Geforce RTX 3060
- Radeon RX 6650 XT
- Radeon RX 6700 XT
- Geforce RTX 3060 Ti
- Geforce RTX 3070
リストにあるグラフィックボードを搭載している中古パソコンは、ゲーミング性能もそれなりでコストパフォーマンスが高めです。
ほんとうに何もわからない人は、気になっているPCのスペック表を見てみて、同じグラボがないか探してみましょう。
【さらに詳しく知りたい人向け】グラボの型番について
グラフィックボードをつくっているのはNvidiaとAMDの2社。
それぞれの会社が製造しているグラボの型番について解説していきます。
- ①クラス
- RTX:※レイトレーシング対応、Nvidiaの最新モデル。
GTX:レイトレーシング非対応の旧世代モデル。
GT:ローエンドモデル。
※「Ray Tracing」。光(Ray)を追跡(Trace)して描写する技術で、必要スペックは高いが光の反射や陰影をよりリアルに表現できる。 - ➁世代
- 数字が大きいほど最新世代。
- ➂グレード
- 同世代と比較して数字が大きいほど高性能。
- ④末尾
- 無印<SUPER<Tiの順に性能が高い。
SUPERやTiなどの末尾がありますが、単純に無印のものよりも性能が向上していると考えて構いません。
ただし、一つ上のグレードを上回るような性能はなく、3070<3070 Ti<3080の順に性能が高くなります。
- ①クラス
- RX(5000番台以上):最新世代のGPU。
RX Vega:ひとつ前の世代のGPU。
RX(400番台以上):RX Vegaのさらにひとつ前の世代。 - ➁世代
- 数字が大きいほど最新世代。
- ➂グレード
- 同世代と比較して数字が大きいほど高性能。
- ④末尾
- 末尾XTがつくと無印よりも高性能。
AMDもNvidiaと同様に、基本的に数字が大きいほど高性能モデルです。
Radeonシリーズの型番は以前までわかりにくい部分もありましたが、最新世代のRXシリーズとなってからは、GeForceと同じように数字で性能を判断できるようになっています。
メモリは16GB以上
メモリは難しく考えず、容量が多ければ多いほど良いと考えてOK。
ゲームをプレイしたいなら、16GB以上を目安に選ぶことをオススメします。
メモリは比較的簡単に増設できるパーツです。
「いいPCなのにメモリだけどうしても足りない…」という場合は、自分でメモリを増やしてしまうことも考えましょう。
余裕がある人はメモリの規格にも注目。
メモリにはDDR3、DDR4などの規格がありますが、数字が大きいものほど新しく拡張性が高いので、メモリを増設することも考えるならDDR4以上のメモリを選びましょう。
OSはWindows10以上
OSはWindows10、又はWindows11を選びましょう。
10なら11にアップグレードできるため、どちらかにこだわる必要はありません。
Windows10だと、たまに32bitのモデルがあります。
しかし32bitはメモリの上限が4GBと低いこと、Windows11にアップグレード不可であることからおすすめしません。
64bitモデルを選びましょう。
OSでいうと「Macはどうなの?」と思う人もいるかもしれませんが、Apple系のPCはグラフィック性能がそれほど強くないため、残念ながらゲームプレイには向いていません。
ゲーミングPCを中古で購入する際の注意点
中古ゲーミングPCはデスクトップがおすすめ
ゲーミングPCはデスクトップ・ノートの2種類がありますが、圧倒的にデスクトップの方がおすすめです。
ノートよりもデスクトップがおすすめな理由
- ノートはスペックに比べると割高になりやすい。
- デスクトップの方が動作音が小さい。
- ノートは自分でパーツが入れ替えられない。
中古でも新品でも、デスクトップ一択です。
スペック面では、とくにグラフィックボードの差が大きくなります。
ノートはコンパクトにおさめる必要があり、大型で高性能なグラフィックボードは搭載しづらいです。
また、故障したときにノートだとパーツの入れ替えができない、という欠点もあります。
中古だととくに故障リスクが高いので、ノートのデメリットが大きいです。
どうしてもデスクトップを置くスペースが確保できない、など事情のある場合以外、ノートはおすすめできません。
パソコンの平均使用年数は7.7年
内閣府が令和5年3月に実査した「消費動向調査」によると、パソコンの平均使用変数は7.7年となっており、買い替え理由の56.7%が「故障」となっています。
中古PCの説明欄には発売時期も記載されているので、「あとどれくらい使えそうか?」を予測して探しましょう。
ゲーミングPCは普通のPCに比べると劣化しやすいので一概には言えませんが、中古パソコンを買う際は、発売日から少なくとも5年以内のものを購入すれば、ある程度使うことができます。
劣化しやすいパーツを理解しておく
劣化しやすいパーツを理解しておくことで、PCの不調時にも自分で対応しやすくなります。
比較的劣化・故障しやすいPCパーツ
- グラフィックボード
- ストレージ(HDD・SSD)
- マザーボード
- ファン
- 電源ユニット
これらのパーツが古いモデルではないか?という視点で見ることで、劣化しにくい中古PCを見分けることもできます。
もしもPCの調子が悪くなってしまったら、これらのパーツを重点的にチェックしておきましょう。
中古ゲーミングPCのまとめ
初心者には避けられがちな中古のゲーミングPCですが、これから知識を仕入れるつもりがあるなら、むしろ初心者こそリーズナブルな入門用として買うのもアリだと考えています。
中古PCを買う際は、ショップ選びがとくに重要。
ちゃんと保証がついてくるショップで買えば、比較的リスクを抑えることが可能です。
この記事で解説した知識はそこまで難しくないものですが、それだけでも十分コスパの良い中古ゲーミングPCを購入することができます。
ぜひ検討してみてくださいね。
値下げ商品多数!取り扱い商品が豊富なPCショップ