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モバイルモニターと普通のモニターの違いとか、メリットってある?

種類が多すぎて選べないから、失敗しないおすすめのモバイルモニターが知りたい。
例えばAmazonで「モバイルモニター」と検索すると、同じような商品がたくさん出てきます。そういった商品はのきなみ高評価なのでどれを買っても同じかと感じてしまいますが、そうではありません。試しにサクラチェッカーにかけてみたりすると、高評価のように見せかけているモバイルモニターも少なくないからです。

移動しながら仕事をしていることが多い私にとって、モバイルモニターは必需品。モニター選びは毎回悩みますが、悩んで調べた結果、納得のいく商品を選べているのでその過程も活かして記事制作しました。
この記事では主にAmazonで販売しているモバイルモニターの中から、サクラチェッカーに引っかからなかったものだけを紹介していきます。基本的には信頼できる有名メーカーのモバイルモニターのみなので、このページを参考にして選べば失敗はありません。
失敗しないモニター選びのコツや、自分に合った商品選びについても解説しているので、モバイルモニターの購入について迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
管理人も現在使用中、おすすめの高コスパモバイルモニターです
モバイルモニターでできることは?→省スペースで作業効率アップ

普通のモニターではなくあえてモバイルモニターを選ぶメリットは、作業スペースをコンパクトにできることがまずひとつ。モバイルでない据え置きのモニターは思ったよりも大きいので、ガッツリ置いて作業するならそれなりのデスクが必要になります。

ノートパソコン+モニターで考えると横幅100~120cmぐらいは欲しくなりますし、かつある程度の奥行きも無くてはなりません。
モバイルモニターなら小さな机でも十分に置くことができますし、必要なケーブルも少ないのでお手軽です。
また、タブレットのような感覚で持ち運びできるので、外出先でも快適な作業環境をつくることができます。機種によってはノートパソコンとケーブル一本で接続可能なので荷物も少なく、自立するタイプならカフェで使うのも許されるぐらいのサイズ感です。
もちろん家の中でも持ち運びしやすく、リビングでも自室でも作業スペースを自由に動かせるのがメリットとなっています。
おすすめモバイルモニター3選
IODATA EX-YC162H
商品名 | IODATA EX-YC162H |
サイズ | 15.6インチ |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
リフレッシュレート | 60Hz |
パネル | FFS |
応答速度 | 5ms |
最大輝度 | 300cd/㎡ |
パネル表面 | 非光沢 |
インターフェース | HDMI(ミニ)/USB Type-C |
重量 | 約800g |
参考価格(Amazon) | 22,980円 |
IODATA(アイ・オー・データ)は石川県金沢市に本社を置く日本の老舗メーカーです。日本のメーカーでありながら比較的リーズナブルな価格帯で、信頼性とコスパを兼ね備えています。
このモデルは15.6インチのスタンダードなモバイルモニターとなっており、HDMIとType-Cの両方で接続可能なのでPCやゲーム機など種類を問わず幅広い機器の映像を出力することが可能です。大きめのカバンなら持ち運ぶ用途にも対応できるサイズなのもポイント。

管理人が現在使っているのはこのモバイルモニターです。付属のキャリングケースもクオリティが高く、安心して持ち運ぶことができます。しかも3年間の無償保証つき。
ひとつだけ注意点として、給電しないと使えないのでHDMIで出力する場合はUSB Type-Cもつないでおく必要があります。ACアダプターは付属品に含まれていないため、もしなければ別途で購入する必要アリ。
管理人も現在使用中、おすすめの高コスパモバイルモニターです
Lenovo 61DDUAR6JP ThinkVision M14
商品名 | Lenovo 61DDUAR6JP ThinkVision M14 |
サイズ | 14インチ |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
リフレッシュレート | 60Hz |
パネル | IPS |
応答速度 | 6ms |
輝度 | 345cd/㎡ |
画面表面 | 非光沢 |
インターフェース | USB Type-C |
重量 | 570g |
参考価格(Amazon) | 38,322円 |
LenovoはLenovoはパソコン販売台数世界1になったこともある中国の有名メーカーです。2011年にNEC、2017年に富士通を傘下に置いており、日本の技術もパソコン製造に活かされています。モバイルモニターも製造・販売していて、少し値段が高めなものの多機能なハイスペックモデルが人気です。
Lenovoのモバイルモニターの特徴としては、スタンドの部分が特殊な形状をしていることが挙げられます。スタンドにUSBなどの端子が集中しているので、本体部分が非常にコンパクトで軽いです。

14インチ、570gと持ち運びやすいことが大きなメリット。
さらに、「パワーパススルー」機能を備えているのが強み。この機能はUSB Power Delivery(PD)対応のノートPCであればモニター経由でパソコンを充電できるというものです。つまり、電源⇔モニター⇔ノートPCと繋いでおけば、モニター越しでも充電が可能になります。
パワーパススルー機能を備えたハイスペックモバイルモニター
ASUS ZenScreen MB166CR-J
商品名 | ASUS ZenScreen MB166CR-J |
サイズ | 15.6インチ |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
リフレッシュレート | 60Hz |
パネル | IPS |
応答速度 | 5ms |
輝度 | 250cd/㎡ |
画面表面 | 非光沢 |
インターフェース | USB Type-C |
重量 | 780g |
参考価格(Amazon) | 19,800円 |
台湾に本社を置くASUS。近年は薄型のノートパソコンに力を注いでおり、その技術がモバイルモニターにも活かされています。
ZenScreen MB166CR-JはIPS液晶を備えており、真正面から見なくても映像がゆがみにくいのがメリット。モバイルモニターは持ち運びの関係で毎回同じ角度から見ることは少ないので、IPS液晶なのは大きな強みです。
HDMIが非搭載なので、接続可能な機器には限りがある点には注意しましょう。加えて端子がUSB Type-Cがひとつだけであるため、ある程度用途を考えてから購入しないとうまく接続できないかもしれません。

このモバイルモニターはノートパソコンに映像が出力可能なUSB Type-C端子がないと使えないので、購入前に確認しておきましょう。
リーズナブルかつコンパクトなモバイルモニター
自分に合ったモバイルモニターの選び方
モバイルモニターは有名メーカーのものがおすすめ

よほどのこだわりが無ければ、基本的には有名メーカーが製造しているモバイルモニターがおすすめです。有名メーカーのモニターは品質が高いことはもちろんですが、保証が付いていることも多いのでトラブルに強く、ハズレを引きにくいのが強みとなります。

安い海外メーカーと比べると少し高いのがデメリットですが、安いモバイルモニターにはリスクがあることを理解しておきましょう。
モバイルモニターを製造・販売しているメーカー(とくにAmazonで取り扱いがあるもの)でおすすめなのは以下。
- アイリスオーヤマ
- I-O DATA(アイ・オー・データ)
- ASUS
- Lenovo
- VAIO
ちなみに、当サイトで紹介しているモバイルモニターは、サクラチェッカーに引っかからなかった商品のみを紹介しています。
サクラチェッカーとは、オンラインショッピングのレビューやコメントに含まれるやらせやサクラ(偽のレビュアー)を見抜くツールのこと。
サクラチェッカーに引っかかったからといってすべてが低品質な商品というわけではありませんが、ネットで買い物をするリスクを大幅に減らしてくれることには間違いありません。聞いたことのないメーカーのモバイルモニターが欲しくなったら、とりあえずサクラチェッカーにかけてみてレビューに怪しいところがないかチェックしておきましょう。
関連記事>>【有名メーカー厳選】本当に信用できるモバイルモニターのおすすめメーカー
関連記事>>【保証付き】日本メーカーのハイクオリティなモバイルモニターまとめ
モバイルモニターの平均的な画面サイズは15.6インチ

モバイルモニターの平均的な画面サイズは15.6インチなので、これを基準にしてサイズを選ぶと良いでしょう。15.6インチは視認性とモバイルモニターのメリットである携帯性を兼ね備えているちょうどよい大きさなので、迷っているならおすすめのサイズです。

ノートパソコンの平均は14~15インチなので、同じくらいのサイズ感でイメージしてみてください。持ち運ぶ場合でも、ノートパソコンが入るタイプのカバンなら入るので目安にすると良いでしょう。
また15.6インチを平均として、13~14インチの小型モバイルモニターと、16インチ以上の大型モバイルモニターに分けることができます。それぞれ特徴やおすすめできる用途が異なるのでチェックしておきましょう。
- 13~14インチの小型モバイルモニター
- ▪持ち運びを重視する人におすすめ(とくに外に持ち出す予定の場合)。
▪軽くて小さいので持ち運びしやすい。
▪14インチはA4サイズと同じくらいの大きさ。
▪視認性は劣るので細かい作業には向いていない。 - 16インチ以上の大型モバイルモニター
- ▪持ち運びするとしても家の中ぐらいの人。
▪動画鑑賞やゲームプレイ向き。
▪編集や制作作業にもおすすめ。
▪ノートパソコンの画面だと小さく感じる人。
ゲーム用ならリフレッシュレートや発色にこだわって選ぶ

ゲーム用としてモバイルモニターを選ぶなら、リフレッシュレートや発色に気を付けて選ぶと良いでしょう。ゲーミング用のモバイルモニターでなくてもプレイは可能ですが、性能にこだわった方が楽しく快適にプレイできます。
リフレッシュレートとは、1秒間に何回映像の表示を切り替えられるかを示したものです。リフレッシュレートが高いほど画面がなめらかに動くようになり、より細かい描写が可能になります。
さらにリフレッシュレートと合わせて、ゲーム機のフレームレート(fps)も気にしておきましょう。フレームレートは1秒の動画を構成する画像の数のことで、ディスプレイのリフレッシュレート、ゲーム機が出力できるフレームレートのうち、数値の低い方に合わせて映像が出力されます。
例えば、モニターのリフレッシュレートが144Hzのハイスペックであっても、ゲーム機側が出せるフレームレートが60fpsであるなら60で出力されることになるのです。
フレームレートはゲーム機によって出力できる数値が変わるので、まずはゲーム機ごとに出力できる数値を確認しておくと良いでしょう。
- Switch … 30fps(一部タイトルは60fpsに対応)
- PS4 … 60fps
- PS4 Pro … 60fps
- PS5 … 120fps
- Xbox Series X …120fps
- PC … 無制限

ゲーム用モニターとして考えるなら、最低でも60Hzは欲しいところ。
発色に関しては実際に画面を見てみないと分かりづらいところがありますが、判断するための目安として、パネルの種類を確認するのがいいでしょう。パネルとは実際に映像を映す部分のことで、TNパネル、IPSパネル、VAパネルの主に3種類があり、それぞれ特徴が異なります。
- TNパネルの特徴
- ▪価格を抑えて購入することができる。
▪応答速度が速い。
▪正面から画面を見ないと色や明るさにブレが出る。 - IPSパネルの特徴
- ▪視野角が広い。(ナナメから見ても歪まない)
▪応答速度は平均的で特に欠点はなし。
▪価格帯が少し高め。 - VAパネルの特徴
- ▪コントラスト比が高い。(暗い場所が見えやすい)
▪画面が白っぽくなりにくい。
▪応答速度が遅い。
シンプルにモニターとして使うなら発色や視野角に優れたIPSが良いのですが、ゲーム用、とくにFPSのような反応速度が肝心なジャンルだと応答速度の速いTNパネルも選択肢に入ってきます。ただ、eスポーツとしてゲームを極めるつもりならそもそもモバイルモニターである必要はなく、結局はIPSパネルが様々なシチュエーションに対応できるのでおすすめです。
4kモバイルモニターは現状選ぶメリットが薄め

モバイルモニターにも4k画質の商品が増えてきていますが、現状選ぶメリットは薄めです。フルHDの画質があれば仕事には必要十分で、低解像度でありがちな文字がつぶれるようなこともありません。
画面の解像度は、HD<フルHD<2k<4k<8kの順に高くなっていきます。HDだとさすがに画面の粗さを感じるかもしれませんが、フルHDなら問題なし。
逆に4kが必要なシチュエーションとなるとゲームや動画鑑賞ですが、今のところ4kで提供されているコンテンツがそこまで多くなく、4kの性能をフルに活かすのは難しくなっています。さらに4k対応のモバイルモニターは価格が高く、出力や接続ケーブルにもお金をかけなければなりません。

そもそも画質にこだわるならモバイルモニターではなく据え置きのモニターを選ぶ方がいいので、モバイルモニターにおいては4kは必要ないというのが私の考えです。
持ち運ぶなら専用ケースが付いているか確認

主に外に持ち出す用途でモバイルモニターを使いたい人は、キャリングケースが付属している商品を購入するのが良いでしょう。液晶がデリケートなので、裸の状態でモニターを持ち運ぶのは少々危険です。
今回紹介しているモバイルモニターの中だと、アイ・オー・データの製品には専用のキャリングケースが付属していました(上の写真の商品です)。内側にクッションも入っており、かなりしっかりとした作りになっています。
キャリングケースが付いていない商品を購入した場合は、Amazonで専用ケースの取り扱いがあるのでそちらを購入しましょう。ただしものによっては値段が2,000~3,000円ぐらいするので、できるなら最初から付属しているモバイルモニターを買ったほうがお得です。
モニターアームで作業スペースをさらに有効活用

家の中メインでモバイルモニターを使う予定なら、モニターアームを活用するとデスクのスペースをさらに有効活用することができます。持ち運びのできるモバイルモニターとモニターアームは相性が悪く感じるかもしれませんが、置き方のバリエーションが増えるので便利ですよ。

「モニターアーム」というと机に固定するような大掛かりなものを想像してしまいますが、モバイルモニターならタブレット用のものでも十分。
例えばですが、以下のようなスタンドタイプでも十分にモバイルモニターを支えることができます。タブレット用のアームを購入する場合は、サイズや重量に対応しているかに注意して購入するようにしましょう。
モバイルモニター おすすめのまとめ

今回紹介したモバイルモニターのおすすめは以下の3商品。
- IODATA EX-YC162H
- Lenovo 61DDUAR6JP ThinkVision M14
- ASUS ZenScreen MB166CR-J
普通のパソコン用モニターにも言えることですが、モバイルモニターは有名メーカーの商品がおすすめです。保証が付いていることも多く、モニターに良く起こるドット抜けなどのトラブルにも対応できることに加え、そもそもの品質も高め。
また、不自然に高評価が多い商品には気を付けましょう。「これは!」と思ってもサクラチェッカーでURLを検索してみるのがおすすめです。

サクラチェッカーに引っかかったとしても“当たり”の個体もあるでしょうが、品質に差があり過ぎて完全にギャンブル。
たくさんあり過ぎて迷ってしまうかもしれませんが、このページに記載してある選び方を参考にすれば、モバイルモニター選びで失敗することはありません。一時期モバイルモニターなしで作業していたこともあるのですが、あるのと無いのとでは作業効率が全然違うと感じるので、興味のある人はぜひ購入してみてくださいね。
管理人も現在使用中、おすすめの高コスパモバイルモニターです