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周りの音がうるさくて勉強に集中できない!
イヤホンのノイズキャンセリング機能で騒音を軽減できるの?
勉強をしていると、周りの音が気になって集中できない!というシチュエーションは数多くあります。
そんな場面の対策として、ノイズキャンセリング機能つきのイヤホンは防音に役立つのでしょうか。
私は普段の作業のお供としてノイズキャンセリングイヤホンを使用していますが、使ってみると意外と雑音が気にならなくなって便利だと感じています。
今回の記事では、ノイキャン機能つきのイヤホンを使って、いろんなシチュエーションで勉強(またはパソコン作業)してみて、「うるさい環境でも集中できるか?」を検証してみました。
来たる試験に向けて、「より勉強に集中していきたい!」という人は、ぜひ一度ご覧になってみてください。
ノイキャン機能はふだん何気なく使っていましたが、今回改めていろいろなシチュエーションで試してみました。
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ノイズキャンセリング機能ってどんなもの?
一般的に「ノイズキャンセリング」と言われるアクティブノイズキャンセリング機能について少し解説。
パッシブノイズキャンセリング機能とは
アクティブノイズキャンセリング機能に対して、「パッシブノイズキャンセリング」があります。
これは、物理的に外からの音を遮る仕組みのことで、要するに遮音性のことです。
ヘッドホンのイヤーパッドだったり、イヤホンのイヤーピース部分の機能がそれにあたります。
つまり、「耳栓」と同じはたらきをする機能のこと。
アクティブノイズキャンセリング機能とは、ノイズに対して逆の音を出し、中和することで音を消す機能です。
音には「波」があり、その「波」と逆の形の「波」をぶつけることで打ち消し合い、外音を感じにくくしてくれます。
イヤホンから音波を出すわけなので、「頭が痛くなりそう…」など不安に感じる人がいるかもしれません。
しかし、特に体に悪影響があるわけではなく、むしろメリットの方が大きい機能です。
ノイズキャンセリング機能のメリットとしては、以下のようなものが考えられます。
- 音量を下げても音楽が良く聞こえるようになり、耳への負担が小さくなる。
- 騒音が大きい場所で耳栓のようにして使うことができる。
- 音に集中でき、より音楽を楽しめるようになる。
- 自分の世界に入りやすくなり、集中力が上がる。
例えば電車の中など、環境音がうるさい場所ではイヤホンの音量を上げないと聞こえませんよね。
しかし、イヤホンの音量を上げることによって耳への負担も大きくなり、難聴などの原因となってしまいます。
そこで、ノイズキャンセリングイヤホンを使用すれば、環境音が気にならなくなり、最小限の音量で耳への負担を小さくしつつ音楽を楽しむことができるというわけです。
検証に使ったノイズキャンセリングイヤホン
現在使用中のイヤホンは、HUAWEI FreeBuds 4i。
ワイヤレスイヤホンとしては安いですが、音質も悪くなく、ノイズキャンセリング機能もついていてお気に入りです。
最新モデルのHUAWEI FreeBuds 5iが発売中であるものの、今のところはこれで十分。
以下に詳細なレビュー記事があるので、使用感など気になる方はどうぞ。
今回は、このイヤホンのノイズキャンセリング機能を使用しながら騒音対策になるのかを調べていきます。
【騒音対策】シチュエーションごとのノイキャン体感具合について
まずは結果の一覧から。
シチュエーション | 家 | 図書館 | カフェ | 電車の中 | 工事現場付近 | 【おまけ】睡眠中 |
ノイキャンによる防音効果の体感 | 環境にもよるが、ほぼ気にならなくなる | ほぼ無音に | 無にはならないが、雑音を小さくしてくれる | 体感できる効果はあるが、無音にはならない | さすがに厳しい | いびきや環境音を防げる |
勉強できそう? | 集中できる | 集中できる | 集中できる | 本を読む程度なら可 | 音楽をかければ何とか | – |
それぞれ、詳しく解説していきます。
家
立地にもよりますが、エアコンなど空調設備の音や、近くを車が通り過ぎていく音などがカットされ、ほぼ無音の環境で集中することができます。
例えばマンションなど階が分かれていない家に住んでいて、家族の生活音が気になる場合などに効果を発揮してくれるでしょう。
関連記事>>【簡単に集中する方法】家で集中して勉強や仕事ができない理由とは
図書館
ノイズキャンセリング機能を使用することで、ほとんど無音の環境で勉強することができました。
もともと静かな場所なので雑音は少ないですが、ノイキャンを使えば本を机に置くようなわずかな雑音も遮ってくれるので、耳に届く音はほぼ無音に。
がっつりと本や勉強に集中したい時にはおすすめです。
カフェ
ノイズキャンセリング機能で、雑音をセーブしながら勉強することができました。
例えば「カフェの雑音が好きだけど、今日は人が多くてうるさいな…」と感じたらノイキャンだけオンにして、ほどほどの雑音で勉強することができます。
ただ、ノイズキャンセリングの特徴として高い音を消すのは苦手なので、コップを落とした音などは耳に入ることがあります。
電車の中
割と大きめの雑音がある電車内でも、無音とまではいきませんがノイズキャンセリングの効果を実感することができました。
運よく車内で座れて本を読みたいときや、テスト対策で単語を詰め込みたいときなど、雑音をカットして集中する手助けになってくれます。
車内アナウンスを聞き逃して目的地を通り過ぎてしまうこともあるので注意。
工事現場付近
大きめ音量で音楽を流せばなんとか勉強できそうです。
「家で勉強したいけど、近所の工事音でうるさくて集中できない!」なんて人もいるかもしれないと思ったので、近くで工事していた公園でも試してみました。
が、さすがにノイズキャンセリング機能だけでは厳しく、工事の音に対抗して音楽を大きめの音量で流すと何とか勉強できるかな、という感じです。
睡眠中の耳栓としても使える
ノイズキャンセリングイヤホンは、睡眠中の耳栓として使うこともできます。
旅行先で連れのいびきがうるさかったのでノイズキャンセリングイヤホンを耳栓がわりにして寝てみましたが、相当ヒドイいびきでなければ防げそうだなと思いました。
エアコンなどの環境音も防げますし、入眠用のリラックス音源などを流しておけば、すぐに眠ることができそうです。
ノイズキャンセリングの騒音軽減は体感で10~20デシベル
ノイズキャンセリング機能の騒音軽減効果を検証してみたところ、だいたい10~20㏈程度の軽減効果になっているという体感でした。
騒音は、デシベル(㏈)という単位で数値化することができます。(数値が大きいほどうるさい)
一般的には、30デシベル以下が人がほぼ無音に感じる状態です。
身の回りの音は何㏈か?を表にまとめてみたのでご覧ください。
参考>>環境省 一般環境騒音について
騒音の大きさ | 騒音の目安 |
80~90㏈ | パチンコ店内 ゲームセンター店内 |
70~80㏈ | 航空機の機内 電車の車内 セミの声 |
60~70㏈ | バスの車内 ファミレスの店内 喫茶店の店内 |
50~60㏈ | 銀行の窓口周辺 博物館の館内 |
40~50㏈ | 昼間の住宅街 美術館の館内 図書館の館内 |
30~40㏈ | 夜間の住宅街 ホテルの室内 |
カフェの雑音が70デシベルぐらいなので、70デシベルが勉強に集中できる音の大きさの限度なのかなと思っています。
上の表を参考にして例を出すと、ノイズキャンセリング機能を使用することによって、ゲームセンターの店内がカフェの店内ぐらいの雑音に感じるということになります。
ノイズキャンセリング機能を活用するときは、勉強したいシチュエーションのマイナス10~20㏈ぐらいを目安にし、自分が集中できる音の大きさかを確認しておくとよいでしょう。
ノイズキャンセリング機能は高音に弱い?
ノイズキャンセリング機能には軽減しやすい音、しにくい音の相性が存在し、とくに高い音は苦手とされています。
場合によっては数値ほどの軽減効果が感じられない可能性があるのでご了承ください。
高いイヤホンでなくてもノイズキャンセリング機能は十分効く
少し前までは「ノイズキャンセリング機能つきイヤホンは高い」というイメージがありましたが、現在は安いイヤホンでもノイキャンがついているものが増えてきました。
その中でもある程度信頼できる企業のイヤホンなら、安いものでも騒音対策として使う分には十分です。
例えば、イヤホン専門店のe☆イヤホン で「ノイズキャンセリング」と検索すれば、5,000円程度で完全ワイヤレスのノイズキャンセリングイヤホンを見つけることができます。
他にも、Amazonで調べれば多数のイヤホンが出てきますが、Amazonのものは質がまばらすぎて、ノイズキャンセリング付と書いてあるのにノイキャン機能がないイヤホンもたくさんあります。
そういったものを見分ける自信がないなら、専門店で調べてから買うのがおすすめです。
スペックにこだわるならe☆イヤホンで探してみるのがおすすめ
音質やスペックなど、イヤホンにこだわりを持って選びたいならネット専門店のe☆イヤホン がおすすめです。
関連記事>>【評判の真相】e☆イヤホンは怪しい?安全なショップなのか調査してみた
というのも、イヤホン・ヘッドホン専門店ならではの細かい解説が非常に参考になるから。
イヤホンごとにスタッフによる評価が掲載されており、自分のイメージに近いイヤホンが見つけやすくなっています。
どこで探すにしても、とりあえずeイヤホンの評価を参考にしてみるというのはアリです。
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イヤホンスペックの確認方法
【開放型・カナル型】イヤホンの構造
イヤホン選びは音質を重視することはもちろんですが、構造によって装着感が変わることも理解しておきましょう。
イヤホンの構造は、大きく分けると開放型とカナル型に分けることができます。
開放型は、音の出る部分が平たくなっており、耳にひっかけるようなかたちで装着するタイプ。
耳に密着しないので着け心地がやさしく、長時間耳に入れていても痛くなりにくいのが特徴です。
一方で遮音性が低く、周りの雑音や騒音が気になりやすいデメリットがあります。
また、イヤホンから音が漏れやすいので、静かな場所で勉強する際などには気を使ってしまうかもしれません。
カナル型は、ゴムやシリコンのイヤーチップを耳に差し込んで装着するタイプのイヤホンです。
耳に密着するので遮音性が高く、音漏れしにくいのがメリット。
その反面、耳に密着する感覚が苦手という人や、音が逃げない分聴き疲れするという人もいます。
家や静かな場所でリラックスして音楽を聴きたいという人には開放型、雑音が多い街中で使うことが多いという人にはカナル型がおすすめです。
現在はカナル型のイヤホンが主流となっており、とくにノイズキャンセリングイヤホンはカナル型であることがほとんど。
感度(㏈)
感度の値㏈(デシベル)が高いほど、音が大きくなります。
例えばスマホで2つのイヤホンを聴き比べしてみたとすると、スマホ側で同じ音量に設定しても、感度の数値が高いイヤホンのほうが音量が大きいです。
一般的には、感度は90~110㏈程度の数値に収まっています。
この数値が低めに設定されていると、再生機器によっては音が小さすぎてほぼ聞こえないことがあるので注意しましょう。
インピーダンス(Ω)
インピーダンスはイヤホンの抵抗値のことで、Ωという単位で表されます。
抵抗値が小さいと、ホワイトノイズと呼ばれる“サーッ”という音が聞こえやすくなります。
なら抵抗値が大きいければ良いのかというとそんなこともなく、抵抗が大きすぎると今度は音量がとりにくくなってしまいます。
インピーダンスが50Ωのヘッドホンを持っていますが、スマホにつなぐ場合音量を最大近くまで上げてちょうどいいぐらいです。
100Ω以上になってくるとスマホやポータブルオーディオでは音量が足らず、ヘッドホンアンプの使用が前提になってくるでしょう。
イヤホンは5~20Ω程度の抵抗値であることがほとんどなので、インピーダンスについてはそこまで気にすることはないです。
先に解説した感度(㏈)と合わせ、これらの数値が変わることでノイズや音量の体感が変わってきます。
再生周波数帯域
再生周波数帯域とは、イヤホンが再生できる音の幅を表したものです。
〇〇Hz~〇〇Hzという数値で表され、数字の幅が大きいほど出せる音の幅が広いということになります。
最大40000Hz以上のイヤホンはハイレゾ対応イヤホンとして分類されます。
ただ、もちろん音の幅が広いに越したことはありませんが、再生周波数帯域が狭いからといって質の悪いイヤホンとも限りません。
なので、あまりこの数値にはこだわり過ぎず、参考程度に見ておくのが良いかなと考えています。
最大許容入力
イヤホンやヘッドホンに入力できる最大電力を表した数値です。
イヤホンにより多少差はありますが、かなりの爆音で聴くのでもない限り、気にする必要はありません。
騒音対策にオススメのノイズキャンセリングイヤホン
ノイズキャンセリングイヤホンを騒音対策として使うなら、
- ノイズキャンセリング機能の強さ
- コストパフォーマンス
を重視して選ぶのがおすすめです。
e☆イヤホン にて販売中のイヤホンから、騒音対策にオススメのノイズキャンセリングイヤホンをピックアップしてみました。
SONY WF-C700N
連続再生時間 | 音楽再生:約10時間 ノイズキャンセリングオン:約7.5時間 充電ケース込み:最大20時間 |
ドライバー構成 | 5mm ダイナミック |
対応コーデック | SBC、AAC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.2 |
防水 | IPX4 |
付属品 | ハイブリットイヤーピース(SS、M、LL 各2) 充電ケース USB Type-C(R)ケーブル(USB-A – USB-C(R))(約20 cm) 保証書 |
価格 | 税込¥14,514(2024年1月時点) |
SONY WF-C700Nは、e☆イヤホン内でも1、2を争う人気を誇る高コスパな国産ノイズキャンセリングイヤホン。
高性能なノイズキャンセリング機能により、騒音環境や人の声が多い街中でも音楽に没入することが可能です。
また、音楽を聴きながら周囲の音も聞こえるように「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」を搭載。
外音取り込みレベルは20段階で調節でき、シーンに応じて音楽を楽しめます。
肝心の音質についてですが、ソニーの独自開発技術「DSEE」により、MP3などの圧縮音源で失われがちな高音域をCD音質相当まで補完。
音域の広さにより、音の広がりや立体感を感じる仕上がりになっています。
e☆イヤホン内No.1人気の国産ワイヤレスイヤホン
EarFun Air Pro 3
連続再生時間 | 音楽再生:最大約9時間 ノイズキャンセリングオン:最大7時間 充電ケース込み:最大45時間 急速充電:10分の充電で2時間使用可能 |
ドライバー構成 | 11mmダイナミック |
対応コーデック | aptX Adaptive、LC3(今後のアップデートで対応予定)SBC、AAC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.3 |
防水 | IPX5 |
付属品 | イヤーピース(SS/S/M/L), 充電ケース本体,日本語取扱説明書, USB充電ケーブル |
価格 | 税込¥8,990(2024年1月時点) |
ノイズキャンセリングイヤホン入門にちょうどいい、リーズナブルなワイヤレスイヤホンです。
ノイズキャンセリングかつワイヤレスのイヤホンとしては安めの価格帯(1万円弱)ですが、
- 強力なノイズキャンセリング機能
- 急速充電に対応
- 専用アプリでのカスタマイズ機能
などを備えており、機能面においては必要十分。
クアルコム社(Qualcomm)の最先端チップ「QCC3071」を採用しており、最新のBluetooth5.3に対応可能です。
11㎜の大型ダイナミックドライバーを搭載し、低音から高音までの音域の広さや、音の細かい表現や楽器の余韻まで感じられ、上質な音楽体験を低価格で実現します。
ハイコスパで入門に最適なノイズキャンセリングイヤホン
ノイズキャンセリングイヤホンによる騒音対策のまとめ
イヤホンのアクティブノイズキャンセリング機能を使って、いろいろなシチュエーションの騒音対策をしてみました。
普段から何気なく使っているイヤホンだったので「使わない」状況にあまりならなかったのですが、今回いろいろと試してみて、改めてノイキャンは役に立つ機能だなと思わされます。
もし騒音に悩まされ、勉強がうまくいかない状況の人がいるとしたら、ぜひノイキャンのイヤホンを試してみてほしいです。
最後になりましたが、当サイトは、おもに公園ワークが快適になるツールやガジェットなどを紹介しているサイトとなっております。
実際に公園で使用しながら商品をレビューしているので、情報の正確さや再現度には自信アリです。
公園ワークの情報を知りたいと思ってくれた方は、以下のトップページからサイトの記事を巡ってみてくださいね。