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「パソコンをお譲りします」ってチラシ入ってたんだけど、これ無料でもらえるの?
なんか調べたら詐欺とか怪しいとかいう口コミが出てきたんだけど…。
「ノートパソコンをお譲りします」というパソコン譲渡会のチラシを目にしたことはありませんか?
“官公庁”、“一般社団法人”など、なんとなく安心できそうなワードがチラシに並んでいますが、実際に利用してみるとかなりコスパが悪いという噂があり、「ほとんどボッタクリ」なんて声もあるほどです。
私はこれまで何度か中古のパソコンを買っていますが、買う前に下調べを入念にするので、とりあえず今のところは失敗したことはありません。
今回の記事では、一般社団法人が行う官公庁払下げパソコンの譲渡会について、「本当に買っても良いのか?」を解説。
この記事を読めば、できるだけ安くパソコンを手に入れるには結局どこで買えばいいのかがわかります。
初めてのパソコン選びに悩んでいる初心者の方でもわかりやすいように記事を書いてみたので、ぜひ最後までご覧になってみてください。
調べてみた結論としては、詐欺と言われるほど怪しくはないけど、そう言いたい人の気持ちもわかるという感じです。
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【こちらもおすすめ】中古パソコンショップおすすめランキング
これまで中古パソコンを購入してきた経験を活かして、「お得に中古パソコンを購入できるショップはどこか?」をまとめたランキングをつくってみました。
このランキングさえ参考にしてもらえれば、パソコン選びで失敗することは無いと考えています。
安くパソコンを手に入れたい人は、ぜひご覧になってみてください。
官公庁払下げパソコンの譲渡会について
まず、官公庁の払下げパソコンとは、主に役所で使われていた中古パソコンのことです。
そこら辺に売られている中古パソコンとは違って出どころがわかっているので、買う人にとっては安心できると感じられることでしょう。
中古パソコンを売っているショップで、どこから仕入れたかの情報を記載している店舗は意外と少ないですからね。
関連記事>>【最もお得なのはどこ?】中古パソコンはどこで買うのがオススメ?
“譲渡会”と聞くと無料でいらないパソコンをもらえるような感じがしますが、有償譲渡という形をとっており、つまり販売と変わりありません。
会場に足を運ぶ人のきっかけはほとんどチラシで、もともとPCを持っていない、電子機器に詳しくない人などをターゲットにしているようです。
しかし、出回るパソコンはかなり割高という話があり、相場の倍以上の値を付けられている商品ばかりという話も。
そういった不自然な値段設定などが“詐欺”と言われるきっかけとなっているようですが、実際にはどうなのでしょうか。
パソコン譲渡会は全国各地で開催中
パソコン譲渡会は、北は北海度、南は沖縄まで全国各地で開催されています。
会場は地方の公共施設や商工会議所を貸し切って行われているようです。
関東、関西の人口の多い地域で開催される頻度が高い…と思いきや、わりと全国まんべんなく開催されています。
開催情報をチェックしてみると、毎回たくさんの人が会場に訪れている様子。
パソコン譲渡会のメリット
官公庁払下げパソコンの譲渡会を利用するメリットは以下のようなものがあります。
- 中古パソコンとしては保証が2年間と長め。
- 使ってみて気に入らなければ返品できる。
- パソコンクリーニングがしっかりしている。
- 購入時に対面で質問できる。
- 譲渡会の収益は社会助成事業に役立てられる。
中古パソコンとしては保証が2年間と長め
パソコン譲渡会で売られているパソコンは保証期間が2年間と、中古パソコンにしては長めになっています。
中古パソコンの保証期間の平均は3か月ぐらいです。
パソコン譲渡会を運営する会社のホームページでは、正常に使った範囲においては期間内無償修理と書かれています。
保証対象にならない、正常ではない使い方と判断されるのは、
- 落下や破損
- ウイルス侵入が原因の不具合
- 個人的に追加したソフトが原因による不具合
- バッテリーの残量不足
- DVDドライブの保証
- ユーザーの過失による故障
などです。
ざっくり言うと、「何もしていないのに壊れた」「故障の原因がわからない」場合にのみ無償修理してもらえるということ。
故障の原因がはっきりと自分でわかっている場合は、修理を受けられない、もしくは有償修理となってしまう可能性が高いです。
保証修理は、パソコン本体を運営会社の窓口に送って対応してもらう形となります。
使ってみて気に入らなければ返品できる
パソコン譲渡会では、購入日(商品到着日)から10日までを機器の試用期間としており、期間内なら返品が可能です。
いざ使ってみるとイメージが違った、という場合は多いのでこうした対応はありがたいですね。
返品の流れは以下の通り。
- 対応窓口に連絡(電話対応のみ)。
- パソコン本体・購入時の付属品・振込口座情報のメモを段ボールで窓口まで郵送。
- 窓口に商品到着後、10日以内で購入金額の返品。
初期不良を除き、自己都合による返品は送料が購入者負担となる点には注意しましょう。
自己都合による返品とは、
- 商品がイメージと合わなかった。
- 買ったけれどやっぱり必要ないと感じた。
- 満足のいく性能ではなかった。
などの理由による返品です。
商品にはっきりした不具合があった際は自己都合に含まれません。
パソコンクリーニングがしっかりしている
パソコン譲渡会に並んでいるパソコンはデータ初期化工場でデータ消去され、初期化したうえで必要なソフトをインストールしてセットアップし、有償譲渡されます。
データ初期化工場では厳重な管理のもと、データを消去したのち、美品のみを集めて起動チェックや点検整備を行っているとのこと。
もともと官公庁や企業などで使われていたパソコンなので、ウイルスなどの心配もほぼありません。
フリマアプリやリサイクルショップなどに比べると、安心できる点と言えます。
関連記事>>【安全性は十分?】中古パソコンの危険やハッキングのリスクについて解説
購入時に対面で質問できる
パソコン譲渡会は対面でのやり取りになるので、ネットショッピングに比べて安心できると感じる人も多いでしょう。
特にパソコンに不慣れな人にとって、買う前に質問できるのはありがたいですよね。
実際、譲渡会でパソコンを有償譲渡してもらった人の中には、「このパソコンだと何ができるの?」と質問して教えてもらえたことが決め手になっている方もいたようです。
譲渡会の収益は社会助成事業に役立てられる
パソコン譲渡会は一般社団法人が開催しており、譲渡会で得た収益の一部は社会助成事業に役立てられます。
公表されている範囲では、
- 大規模災害時における救援活動の支援
- 若い世代のIT普及活動
- 慈善団体への端末機材無償助成事業
- 感染症根絶に立ち向かう医療施設への支援
などの社会助成事業が、パソコン譲渡会の収益によって支援されているようです。
寄付とはまた違うかもしれませんが、あえて譲渡会で買って支援につなげたい、という人もいるでしょう。
パソコン譲渡会の評判や口コミ
実際に行った人の意見
ノートパソコン譲渡会に参加するため市民会館に行ってきたんだけど、ものすごい駐車場混んでて驚いた!おかげさまでパソコン5万円でゲット。
欲しいけど現金決済のみと言われて現地では買えなかった…。
相場の1.5~2倍ぐらいの値段だと感じた。
チラシを見たけどいかなかった人の意見
高いのは知ってたけど、さらに「再生パソコンのためバッテリーは充電機能を有しません」だって。ノートパソコンなのに…。
こんなの買う人いる?
見た感じ、私のスマホより性能が悪そう…。
メモリ4Gという非常に低スペックのPCをかなり高い目の値段で販売。
「官公庁」や「譲渡会」という言葉につられていくのか、会場は結構にぎわう様子。
無知な初心者狙いビジネスかな。
正直言って、譲渡会のパソコンはおすすめできない
ここまでパソコン譲渡会を利用するメリットについて解説してきましたが、以上のメリットを考えてもパソコン譲渡会で購入するのはおすすめできません。
譲渡会でのパソコン購入をおすすめしない理由
- スペック(性能)がかなり低いパソコンばかり。
- パーツの詳しい情報が掲載されていない。
- ノートパソコンのバッテリーはほとんど残っていない。
- 値段設定が割高。
- 付属のオフィスソフトは有名なMicrosoft Officeではなく、中国の会社が開発している互換品。
これらは、パソコン譲渡会を調べると「詐欺」「怪しい」と出てくる原因にもなっています。
関連記事>>【中古で失敗しないコツ】初心者が中古パソコンを買うときの注意点5つ
スペック(性能)がかなり低いパソコンばかり
スペックが多少低い…どころか、かなり低いパソコンばかり。
譲渡会のパソコンによくあるスペックは、
- CPU:Core i3
- メモリ:4GB
- 容量(ストレージ):120GB
などですが、はっきり言って10年前のパソコンの性能です。
一般的な使い方でも、CPUはCore i5、メモリは8GB以上は欲しいところ。
これらを満たすパソコンも譲渡会に並んでいますが、値段がやけに高いです。
パーツの詳しい情報が掲載されていない
パソコンは中のパーツが命ですが、そのパーツの情報がところどころ伏せられており、少し不誠実だと感じます。
例えばCPU。
CPUには“世代”があり、いつ製造されたパーツなのかを示す数字があるはずですが、譲渡会の説明欄には書いてありません。
少しでもパソコンに詳しいなら「おかしいな…」と気づくでしょうが、初心者相手の商売だと割り切っているのでしょうか。
ノートパソコンのバッテリーはほとんど残っていない
譲渡会で販売しているノートパソコンには、
「バッテリーは非常時の電源確保分のみです。付属のAC電源ケーブルを常時使用の上、機器をお使いください。」
と説明書きが書かれている場合があります。
これはつまり、パソコンのバッテリーがもう残っていないということ。
持ち運べるのがノートパソコンの最大のメリットなのに、持ち運べません。
結局動かせないならノートパソコンよりもデスクトップパソコンを買ったほうが性能が良いし、安いです。
デスクトップパソコンは大きいので値段が高そうというイメージがあるかもしれませんが、同じ性能のノートとデスクトップを比べるとデスクトップの方が安くなります。
性能を高くするためにサイズを大きくできるデスクトップよりも、小さいままで性能を高くしなければならないノートをつくる方が技術的に難しいのです。
コンセントにつながないと使えないノートパソコンなんてデスクトップと同じで、それならデスクトップを買ったほうが安く済みます。
付属のオフィスソフトは有名なMicrosoft Officeではなく、中国製の互換品
譲渡会パソコンに付属のオフィスソフトは有名なMicrosoft Officeではなく、中国の会社が開発しているWPS Officeです。
WPS OfficeとMicrosoft officeでは使い勝手にそこまで大きな違いはないですが、Microsoft製のソフトが入っていると思って買うと肩透かしを食らいます。
家で使うだけならWPS Officeで構いませんが、仕事で使う書類をつくるなら広く普及しているMicrosoft officeでないと困る場合も出てきます。
- WPS Officeのデメリット
- ▪Excelで作ったマクロがWPSの表計算ソフトで動かないことがある。
▪別のソフト間で書類をやり取りするとレイアウトにずれができる可能性がある。
中古パソコンは専門店で買うのが一番いい
パソコンをできるだけ安く買うには中古パソコンがおすすめですが、中古パソコンを買うなら専門店で買うのが一番良いです。
何度も中古パソコンを買っている私が断言します。
上の方でパソコン譲渡会のメリットを5つ解説しましたが、社会助成事業に役立てられること以外は中古パソコンの専門店でも同じかそれ以上のメリットがあります。
中古パソコンを専門店で購入するメリット
- 中古でも保証が手厚い専門店がある。
- 大体のショップで購入から1週間以内なら返品可能。
- 専門店なのでパソコンのクリーニングも徹底的にされている。
- 電話やチャットサービスでパソコンについて相談可能。
以上のメリットに加え、譲渡会よりも安く良いパソコンが買えることが専門店の強みです。
譲渡会のパソコンと中古専門店のパソコンを比較
購入先 | 譲渡会 | 中古パソコン専門店 |
OS | Windows10 Home | Windows11 Pro |
CPU | Intel Core i3(世代不明) | Core i5-8250U(第8世代) |
メモリ | 4GB | 8GB |
ストレージ | SSD 128GB | SSD 256GB |
価格 | 41,800円(税込) | 39,800円(税込) |
譲渡会のパソコンはCPUの“世代(いつ作られたか)”が伏せられているのではっきりした数字はわかりませんが、他のパーツから考えるとおそらく第3~4世代ぐらい。
Core i3第3世代の性能を数字で表すと1300~1500程度なのに対し、中古パソコン専門店のPCに入っているCore i5-8250Uは5800です。
参考>>PassMark
つまり、上の表の譲渡会のパソコンと専門店のパソコンでは、値段はほぼ同じでも3倍以上の性能差があるということになります。
スペック(性能)が低いパソコンを操作している感覚は、ひと昔前のカーナビに近いです。
ボタンを押してから2秒遅れぐらいで反応する感じでストレスが溜まります。
「とはいってもパソコンにそんなに性能いらないしどちらでもいいかなぁ…」と考える人がいるかもしれませんが、これだけ性能が違うと電源を付けてから操作できるまでの時間にも大きな差があります。(おそらく10秒と1分、またはそれ以上の違いがあるでしょう)
パソコンに電源をつける時間だけでちょっとイライラしてしまうかもしれません。
迷ったらPC WRAPで買うのがおすすめ
ここまで読んで、
「中古パソコン専門店が良いのはわかったけど、じゃあどこの店舗で買えばいいの?」
と思った人は、まずPC WRAP でパソコンを探してみるのがおすすめです。
関連記事>>【危険なサイト?】PC WRAPの評判「気を付けよう」の真相まとめ
パソコンについていろいろ紹介している私ですが、中古パソコンは毎回PC WRAPをおすすめしています。
保証期間が3年間と長いことに加えて、パソコンの質も良く、購入後一週間以内なら返品も可能。
譲渡会と同じ予算を用意できるなら、確実にPC WRAPのパソコンの方が良いと断言できます。(ちなみに、上の比較表のパソコンもPC WRAPのものです。)
パソコン初心者にとってよく知らないネットショップで買うのは不安に思うかもしれませんが、私も買ったことがあり、良い商品だったので安心してください。
格安&キレイな中古PC
PC WRAPで買ったときに感じたメリットなどをまとめた記事も書いています。
関連記事>>【買ってみた】PC WRAPで中古のノートパソコンを購入してみた結果…
パソコンパーツの簡単な見分け方について
パソコンの良し悪しをある程度判断できるよう、パソコンのパーツやOSについて、その役割などを見ていきましょう。
パソコン譲渡会に足を運ぶとしても、最低限パソコンの知識は持っておいた方が良いです。
少し難しい部分もあるかとは思いますが、詳しいところまで理解する必要はなく、大体の数字だけわかれば十分。
「これより数字が大きければ性能が良いんだな」と、ざっくりでいいので頭に入れてみてください。
関連記事>>【初心者でも買える】中古パソコンのスペックを目的に合わせて選ぶ方法について簡単解説
OSはできるだけ新しいものを
OSとは、Operating System(オペレーティングシステム)の略で、パソコンの基本となる管理用ソフトのこと。
機械の塊にOSという管理用のソフトを入れることで、はじめてパソコンとして動作します。
Microsoft製のWindowsOSと、Apple製のmacOSが代表的なOSです。
中古パソコン市場においては、そのほとんどがWindowsパソコンとなっています。
Windowsは後に続く数字によってバージョンが分かれており、2024年時点での最新バージョンはWindows11です。
バージョンが古すぎると、ウイルス感染や個人情報の漏えいなどのリスクに弱くなってしまいます。
パソコンの操作が不安な人ほど、防御力の高い新しいバージョンにしておきましょう。
現時点では、Windows11のパソコンを購入するのがおすすめです。
CPUはCore i5以上を目安に選ぶ
CPUはパソコンの頭脳とも言うべきパーツ。
CPUの性能=パソコンの性能と言ってもいいぐらいで、CPUの性能が良いほど動作が早く快適になります。
CPUの型番はややこしくてわかりづらいですが、インテル製のCore iシリーズは数字の違いだけなので覚えやすいです。
インテル製のCPUシリーズ
下になるほど性能が高くなります。
- Celeron
- Pentium
- Core i3
- Core i5
- Core i7
- Core i9
新しいパソコンならCore i3程度でも十分使えますが、中古パソコンに搭載されているCPUは最低でもCore i5ぐらいは欲しいところ。
CPUについて調べていると「世代」というワードが出てくるかと思いますが、世代とは読んで字のごとく作られた時期のことです。
基本的に、新しいほど(数字が大きくなるほど)性能が高くなります。
もう少し詳しく調べておきたい人は、以下を参考にして第8世代以降のCPUを選びましょう。
【さらに詳しく知りたい方向け】CPUの型番について
①…シリーズを表します。一概には言えませんが、基本的に「i9>i7>i5>i3」の順番に性能が高くなります。
②…世代を表します。上のモデルだと、“第13世代”ということになります。
③…世代と合わせて、数字が大きいほど新しく、高性能になります。
④…末尾のアルファベットによって特徴が変わります。詳細は以下。末尾は無い場合もあります。
B…ノートパソコン向けモデル。
C…※1倍率ロックフリーで※2オーバークロックが可能。第五世代CPUのみにつけられているアルファベット。
E…※3組み込み機器向けのモデル。
F…内蔵グラフィックが無効。グラフィックボード前提モデル。
G…AMD製GPUと統合されてあるCPU。
H…ノートパソコン向けのハイパフォーマンスモデル。
HK…ノート向けハイパフォーマンスモデル。かつ倍率ロックフリー。
HQ…ノート向けハイパフォーマンスに加えてクアッドコア。ハイエンドPCに搭載されている。
K…倍率ロックフリー。オーバークロックが可能な通常版より1つ上のグレード。
KF…KとFを統合。グラフィック非搭載かつオーバークロック可能。
KS…Kよりさらに上の最上位グレード。
P…内蔵グラフィックを搭載していないモデル。
R…台湾のPCメーカー「GIGABYTE」製のPCに搭載されているCPU。
S…省電力版。省電力になる変わりに周波数が下がっている。
T…Sよりもさらに省電力版。周波数もさらにダウン。
TE…組み込み機器向けのモデル。
U…ノートパソコン向け。消費電力がかなり低い省エネモデル。
X…倍率ロックフリーでオーバークロックが可能な最上位モデル。
Y…Surfaceなどに搭載されている省エネCPU。
※1 CPUの内部倍率を任意に変更できる≒オーバークロックが簡単。
※2 定格以上の周波数でCPUを駆動させること。リスクはあるが処理能力が高まる。
※3 「特定・限定した用途に使われる機器」。“映像に限定された”テレビやデジタルカメラなど。
メモリは最低でも8GBはほしい
メモリはパソコンの処理スピードを速くするために働いてくれるパーツで、シンプルに数字が大きいほど性能が高くなります。
一般的な使い方でも、最低8GBは欲しいところです。
メモリが足りないと明らかにパソコンの操作スピードが落ち、ひどくなるとフリーズして操作不可能になってしまうこともあります。
ストレージ(容量)は250GB以上のSSDがおすすめ
ストレージ(容量)とは、パソコンのデータを保存しておく場所のこと。
ソフトをダウンロードしたり、写真や画像をパソコンの中に入れるときはストレージの中にしまわれていきます。
譲渡会では容量と書かれていることも多いですが、ストレージが一般的な呼び名です。
ストレージは「〇〇GB(ギガバイト)」という数値で大きさが表され、数字が大きいほど容量も大きくなります。
一般的な使い方だと、250GB以上のストレージならしばらく困らないでしょう。
HDDとSSDの違い
少し難しい話になりますが、ストレージには容量の大きさの違いのほかに、HDDとSSDの違いがあります。
HDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)です。
簡単に説明すると、SSDは最新式のストレージで性能が高く、一方でHDDは旧式のストレージで性能はイマイチ。
中古パソコンでも、今となってはSSDを積んでいるのが一般的になってきています。
SSDの方が耐久性も高いため、これから買うならSSD搭載のパソコンがおすすめです。
官公庁払下げパソコン譲渡会についてのまとめ
パソコン譲渡会は詐欺とまでは言えませんが、コスパやお得さを求めてパソコンを買いたい人にはおすすめできません。
ほかにいくらでも安くて性能の良いパソコンがあるためです。
どうしても対面で相談しながらでないと不安だったり、譲渡会の収益で社会に役立ててほしいなどの目的がなければ利用するメリットはほぼ無いと言えます。
パソコンは中古であっても安いものではないので、しっかりと考えてから購入しましょう。
悩んで決められない人は、今回紹介したように中古パソコン専門店を一度のぞいてみてください。
この記事の情報を参考にしつつ決めていけば、それなりに良いパソコンに巡り会えると思います。
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